医師転職サイトのデータで見る医師の平均年収の推移!医師が収入を上げる方法

医師の平均年収!直近10年の推移を統計データから解明|医師が収入を上げるには

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常勤医師の平均給与額(年収)、直近10年の推移を統計データから解明します!

目次

厚生労働省による医師の平均年収の調査

厚生労働省による医師の平均年収の調査

厚生労働省が1年に1回発表している「賃金構造基本統計調査」では過去10年間で医師の給与は以下のように推移しています。

年度医師の平均年収
平成18年度1,101万円
平成19年度1,104万円
平成20年度1,160万円
平成21年度1,143万円
平成22年度1,141万円
平成23年度1,169万円
平成24年度1,144万円
平成25年度1,072万円
平成26年度1,154万円
平成27年度1,098万円
参照:賃金構造基本統計調査

このように見てみると過去10年間で医師の平均給与は大きく変化していないことが分かります。平均年収で言うと日本でもトップクラスの職業であり、医師よりも平均給与が高い職種は航空機パイロットのみとなっています。

平成27年度の結果では平均年齢が40歳となっているため、比較的若いことから高給を目指せると言えるでしょう。ただしこれらの数値は残業代などを除いた所定内給与であるため、実際はもう少し給与額が大きくなることが予想されます。現在までの10年間は医師の給与は比較的安定しており、これからもその傾向が続くと考えられます。しかし今後も永遠にこの給与が続くわけではありません。懸念点も同時に存在します。以下で詳しく見ていきましょう。

医師の給与が下がるかも?給与低下の懸念点

医師の給与が下がるかも?給与低下の懸念点

2008年の医学部定員増員

これまで昭和57年と平成9年の閣議決定により医学部の入学定員は7,625人に抑制されてきました。しかし青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県、新潟県、山梨県、長野県、岐阜県、三重県など地方において医師不足が深刻化し、医師の絶対数を増やす方針が決定しました。そのため2008年に医学部の入学定員に増員措置が取られ、一気に8,436名にまで増員されました。

その後も医学部定員は徐々に増えていっており、2016年には9,626人となっています。2007年と比べると2008年以降は増員数が1,637人となっています。

参照:これまでの医学部入学定員増等の取組について 文部科学省 高等教育局 医学教育課

2016年医学部新設、2017年医学部新設

2016年医学部新設、2017年医学部新設

2016年には東北医科薬科大学医学部が新設され、2017年には国際医療福祉大学医学部が新設されるました。それぞれ増員数は100人程度となっており、医学部定員が増員する大きな要因となっています。

自分の給与は自分で守ろう!

このように医学部定員が増えることにより医師の絶対数が増えることが予想されます。特に地方における医師不足は深刻化し、また医師の激務によるワークライフバランスの欠如も大きな問題となっています。医学部を新設することでこれらの問題が解決できる可能性があります。

ただし、医学部定員が増えることにより医師の絶対数が増えると、需要と供給のバランスが崩れることも十分に考えられます。今までは医師の供給に対して需要が大幅に上回っていたため、給与が高くなっていました。反対に供給に対して需要が下回ってしまうと医師が充足した状態となり、給与が低くなってしまう可能性もあります。とはいえ当面の間は急激に給与が下がる心配はないと考えられます。

しかし2008年度以降の医学部定員増設による新たな医師が増えていくにつれて、需要と供給のバランスが逆転する可能性は考えられます。そのため、現在医師という職に就いている人はただ現状維持するだけではなく、給与を上げるにはどうすればいいのか考えていく必要があります。それでは現在の給与をより上げるにはどのようなことをすればよいのでしょうか?

より良い条件で働けるよう、転職をする

より良い条件で働けるよう、転

今いる病院からの給与に不満があるのならば、転職してほかのもっと待遇のいい病院に行くようにするのも一つの手です。例えば都内の病院に勤めているならば、多少通勤時間が長くなっても埼玉県や千葉県の病院で働くと給与が上がる可能性があります。都内は基本的に医師が集中するため、医師不足が顕在化している地方に行くとその分需要が上がり、給与も上がるためです。

割のいい非常勤勤務を探す

常勤医として就業しているにしても、週に1日の研究日を貰えるはずです。本来ならば大学病院などで研究をするための日ですが、アルバイトとして非常勤医勤務をしている人も多いでしょう。非常勤医としての勤務は常勤医よりも時給換算で割がいいことが多いです。転職エージェントと密にコミュニケーションを取ることでおすすめの案件や掘り出し物案件を紹介してもらえるかもしれません。

今より好待遇な医師のキャリアアップ・転職を目指す

診療科を変えてみる・転科する

診療科を変えてみる・転科する

自由診療を行う美容外科や美容皮膚科のクリニックはどんどん増えています。常に医師求人を掛けている状態で、医師の有効求人倍率が非常に高い診療科の一つです。美容外科や美容皮膚科は給与がとても高いことが特徴で、転職後すぐの年収が2,000万円を超えることも珍しくありません。特に外科や皮膚科、麻酔科の医師の場合は比較的転科が容易なのでこのような給与の高い診療科に行くのもよいかもしれません。

医師の立場を活かした副業をする

医師は属性が高い職業です。給与も高給で安定しており、銀行も積極的に融資を行ってくれます。そのため不動産投資や企業のため、融資を受けやすいという特徴があります。医師という働き方だけではなく、その立場を活かして医療行為以外で収入源を増やすことでいざという時のリスクヘッジが可能です。

医師の給与は1000万円から1200万円ほどの間で安定して推移しています。しかし診療報酬の引き下げや医学部定員の増員、TPPなど社会の変化の影響を受けやすく、今後も安定しているかは疑問が残ります。今の現状に満足するのではなく、より多くの給与を得られるように工夫してみるのもいいかもしれません。

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最後まで読んでいただいた皆様へ。
転職の成功を願っております。皆さまに幸運がありますように。

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