医師はやはり激務!?医師転職サイトのデータでみる医師の月間平均残業時間の推移

医師はやはり激務!?月間平均の残業や労働時間を過去の統計データから解明・他業種との比較も
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医師の20%は過労死ライン!?

医師は高給でかつ社会的地位も高いため、羨まれることが多い職業です。しかしその高給と社会的地位は信じられないくらいの激務を前提とされています。医師がどのくらい激務であるかを計測するために一つの指標である「過労死ライン」を用いて考えてみましょう。過労死とは長時間労働や休日出勤、サービス残業などの肉体的・精神的なストレスにより労働者が死亡してしまうことを指します。

強いストレスに掛かることによって脳血管疾患や心疾患などにより突然死することもありますし、過重労働によるストレスとうつで自殺をすることもあります。これらをすべて含めて過労死と呼びます。人間はストレスを感じると交感神経が優位になります。交感神経には血圧を上げる働きがあるため、慢性的にストレスを受け続けていると血管に思わぬ損傷が発生します。その結果、脳血管疾患や心疾患を発症しやすくなります。また精神的に落ち込みやすくなりうつ病を発症することで「死ぬことで解放されよう」と自殺の引き金になってしまいやすくなります。

「過労死ライン」は日本における過重労働と過労死の判定に用いられる基準です。一か月あたりおよそ80時間を超える時間外労働を6か月関すること、もしくは過労死をする2か月前から80時間を超えることで過重労働と過労死の関連が強いと判定されます。1か月あたりの時間外労働時間が80時間を超えるには週当たり20時間ほどの残業をしていることとなります。週当たりの勤務時間が60時間(労働基準法の40時間+20時間)を超える医師の割合はおよそ20%となっています。

激務!激務!激務!忙しい診療科と若い男性医師

それぞれの診療科別での平均労働時間を見てみると中核病院ではアレルギー科72時間、心臓血管外科68.8時間、産科67時間、呼吸器科64.7時間、救急科61.3時間、循環器内科61時間、血液内科60.2時間という結果となっています。そのほかの診療科も週当たりの勤務時間が60時間を超えていないだけで50時間を超える科がたくさんあります。このことから過労死ラインの1か月あたり80時間を超える時間外労働をしている医師は非常に多くいると考えられます。

また年齢が若ければ若いほど、医師が過重労働をする傾向にあります。少々古いデータですが2006年の国立医療科学院タイムスタディでは男性医師は60歳くらいまで、女性医師は50歳くらいまで過労死ラインである月80時間以上の労働をする医師が多いという調査結果が出ています。特に20代の男性医師では月に100時間を超える時間が労働をすることも珍しいことではありません。アメリカでの自殺率が最も高い職業は医師と言われており、日本でも一般の企業で働く人に比べ医師の自殺率は2倍であると言われています。

医師は自分の判断が患者の生死に直結することが多く、勤務中常に精神的なストレスに晒されています。また当直により日中の勤務からそのまま夜勤に入ったり、急な手術によりオンコールで呼び出されたりもします。また全力を尽くしたとしても、患者や患者の家族から責められることも多いため肉体的にはもちろん精神的に非常につらい職業であると言えるでしょう。

実は医師並み?ストレスの多い意外な職業

労働時間だけで測るならば医師の同じくらいの激務の職業は多くあるでしょう。厚生労働省が発表している過労死等の現状から同じくらい激務な仕事を見ていきましょう。

平成27年度に過重労働により脳血管疾患や心疾患を発症したとする労災請求件数は計795件となっています。うち医師が所属する業種である医療・福祉での請求件数は42件、うち労災と決定された件数が33件となっています。そのなかで医療業が占めるのは請求件数が20件、決定件数が8件です。医療業は平成27年の脳血管疾患・心疾患による請求件数の多さでは10位にランクインしています。

医療業よりも労災の請求件数が多い仕事はストレスが多く、医師並みの激務であると考えられます。請求件数が最も多いものは運輸業、郵便業のうちの「道路貨物輸送業」です。全体の請求件数が795件なのに対して道路貨物輸送業は133件となっています。

続く2位の建設業が48件なのを考えるとおよそ3倍となっています。道路貨物輸送業はいわゆるトラック運転手です。昼夜を問わず長距離の運転をする必要があり、非常に長い時間の過重労働が発生します。「道路貨物・旅客運送業の超長時間労働の実態」では年間200日以上、週60時間以上の労働をする労働者の割合が全産業では男性16.8%であるのに対して道路貨物運送業では35.3%実に2倍になっています。

また同様にバスの運転手やタクシー運転手のような道路旅客運送業も脳血管疾患・心疾患による労災請求が8位に位置しており、年間200日以上、週60時間以上の男性労働者の割合が31.5%と高い水準になっています。職種が全く異なるため、一概に比較することはできませんが、そのストレスは医師と同じかそれ以上に大きいと考えられます。

参考資料

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/16/dl/16-1-1.pdf

https://www.jskr.net/wp-content/uploads/2016/09/92ae93644365a99b6ce9fe0712dc6743.pdf

まとめ

過重労働は自分のプライベートを犠牲にしてしまうほか、健康すら脅かしてしまいます。特に医師は社会貢献性が高い職業であり、働いて当然という意識が生じやすい傾向にあります。しかし過重労働によるQOLの低下は結果的に医療の質の低下を招いてしまいます。現状の働き方や過重労働に疑問があるならば、一度よいよい待遇で働ける病院を探してみるのもいいかもしれません。

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